空き家予備軍とは?放置すると危険!相続・実家の対策ポイント

query_builder 2025/08/27
住まいの情報
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1. 増え続ける「空き家予備軍」とは

全国的に空き家問題が深刻化しています。
総務省の調査によると、空き家数は過去最多を更新し続けており、社会的な課題となっています。

ただし注目すべきは、すでに空き家になっている住宅だけではありません。
「いまは人が住んでいるけれど、将来的に空き家になりそうな住宅」――これが 空き家予備軍 です。

空き家予備軍の段階から対策を始めることで、資産価値の低下や相続トラブルを防ぐことができます。


2. 空き家予備軍の代表的なケース

どのような住宅が空き家予備軍になるのでしょうか。典型的な例をご紹介します。

▼ 高齢の親が一人暮らししている実家
子どもが独立して別の場所に住んでおり、親が高齢化していくケース。

▼ 相続予定のある住宅
将来、兄弟姉妹など複数の相続人が共有することになり、利用方法が決まらないまま放置されがち。

▼ 遠方にある実家
相続しても自分や家族が住む予定がない場合、管理が難しく空き家になりやすい。

▼ 子どもが戻らない実家
地元を離れ、実家に戻る予定がない場合も、予備軍と考えられます。

⇒ これらはまだ「空き家」ではないため放置されがちですが、将来的に大きな負担につながる可能性が高いのです。


3. 空き家予備軍を放置すると起こるリスク

「空き家になったら考えればいい」と後回しにすると、次のような問題が起こります。

〇 相続トラブル
相続人の間で「売る」「貸す」「誰が管理する」などで揉めやすい。

〇 資産価値の低下
老朽化が進むと売却や賃貸が難しくなり、解体費用だけがかかることも。

〇 行政からの指導
管理不足で危険と判断されると「特定空家」に指定され、固定資産税の軽減措置が外れるリスクもあります。

つまり、空き家予備軍を放置することは、将来的な金銭的・精神的な負担につながるのです。


4. 空き家予備軍のうちにできる対策

早めに動くことで、空き家問題を未然に防ぐことができます。

『親子で話し合う(生前対策)』
「実家をどうするか」を事前に話し合うことで、相続時のトラブルを回避できます。

『早めの売却』
住宅の価値は築年数とともに下がるため、使わないとわかっているなら早めの売却が有利です。

『賃貸活用・リフォーム』
すぐに売らずに、賃貸物件として貸す方法も。リフォームや管理委託を組み合わせるのも有効です。

『専門家へ相談』
不動産会社や相続に詳しい専門家に相談することで、最適な方法を選べます。


5. まとめ:空き家予備軍の段階から動くことが重要

空き家予備軍とは、まだ誰かが住んでいても、将来的に空き家になる可能性が高い住宅のことです。

問題は「空き家になってから」では遅いという点です。
相続トラブルや資産価値の低下を防ぐためには、予備軍のうちに売却・賃貸・管理などの方法を検討しておくことが大切です。

当社では、空き家や空き家予備軍に関する
売却や相続相談 といった幅広いサポートをしております。

「実家が将来空き家になりそうで不安」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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