更地にして売るべき?古家付きのまま売るべき?土地売却の判断ポイント

query_builder 2025/06/12
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土地を売却するとき、「古家を壊して更地にした方が売れるのでは?」と

悩む方は多いのではないでしょうか。

更地にすれば、必ずしも高く・早く売れるわけではありません。

本日は「更地と古家付き」それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、
どちらで売るべきかを判断するポイントをご紹介します。


【更地にして売るメリット・デメリット】

■更地で売るメリット

『買主にとって分かりやすい』
建物がないことで土地の広さや形状が明確になり、

購入後の利用イメージがしやすくなります。

『建築の自由度が高い』
自由に新築プランを立てられるため、

住宅メーカーや建売業者の購入検討にもつながります。

『建物トラブルを避けられる』
古い建物がある場合に心配される

「雨漏り」「シロアリ被害」などの瑕疵(かし)リスクを回避できます。

■更地で売るデメリット

『解体費用がかかる』
木造住宅でも100万~300万円程度が一般的で、売主の大きな負担となります。

『固定資産税が上がる』
古家があると土地にかかる固定資産税が軽減されますが、
建物を取り壊すとこの軽減措置がなくなり、税額が数倍に上がることがあります。

『必ずしも高く売れるとは限らない』
更地にしても買主が見つかるとは限らず、

逆に「安く買いたたかれる」ケースもあります。


【古家付きのまま売るメリット・デメリット】

■古家付きで売るメリット

『解体費用が不要』
売主が解体をしなくて済むため、出費を抑えられます。

『リフォーム需要があることも』
築年数がそこまで古くなければ、

「中古住宅として購入・リノベーションしたい」という買主が現れる可能性もあります。

『投資用・収益用としての需要も』
古家を活用して賃貸物件やシェアハウスとして運用したい投資家層も一定数います。

■古家付きで売るデメリット

『見た目の印象が悪いことがある』
老朽化が進んでいる建物の場合、見学に来た買主にマイナスの印象を与えることも。

『建物の瑕疵トラブルが発生する可能性』
雨漏りや傾きなどの「隠れた欠陥」が後から発覚すると、

買主とのトラブルにつながることもあります。

『解体前提なら価格交渉されやすい』
買主が「どうせ壊すから」と値下げ交渉をしてくるケースも少なくありません。


【どちらで売るべき?判断のポイント◎】

最適な売却方法は「土地の状態」や「立地エリア」「買主層」によって異なります。

●エリアの特性を考慮

・都市部の好立地 → 更地の方がニーズが高く、すぐ売れる傾向
・郊外や地方 → 古家付きでも「安く買ってリノベ」目的の需要がある

●建物の築年数や状態をチェック

・築20年以内でしっかり手入れされていれば、古家付きでも売りやすい
・それ以上で老朽化が目立つ場合は、更地化も検討

●解体費用や資金計画を見直す

・解体費用を自己負担できるかどうか
・更地にした後の固定資産税の増額にも注意が必要

●売却を急ぐかどうか

売却を急ぎたい場合は古家付きでそのまま売り出す方がスムーズなことも

● 不動産会社に両方のパターンで査定を依頼する

「古家付き」と「更地」の両方で査定してもらうことで、売却戦略を具体的に立てやすくなります。


高く・早く売るためには“柔軟な判断”を…!
「更地にすれば売れる」「古家付きは価値がない」といった単純な判断では、
チャンスを逃してしまう可能性もあります。

大切なのは、自分の土地の状態とエリア特性をしっかり見極めたうえで、

最適な売却方法を選ぶこと。
まずは不動産会社に相談して、

複数の意見や査定をもとに検討するのが成功への第一歩です。

土地の売却は、「高く売れるか?」「ちゃんと売れるか?」だけでなく、
「誰に相談するか?」が非常に大きなポイントになります。

弊社では、相続した土地・古家付き土地など様々なケースへの対応実績がございます。

「急ぎで売りたい」「できるだけ高く売りたい」など、

売主様の事情に合わせたご提案をしております。

「とりあえず今の土地がいくらで売れるのか知りたい」

といったご相談もお待ちしております!


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ハーベストランド株式会社

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