不動産売却にかかる費用
『不動産を売ったら、そのまま全額が手元に入る!』
わけではありません。
実は、売却の際にはさまざまな費用が差し引かれます。
そのため、事前にどんな費用がいくらかかるのかを知っておくことが、後悔しない売却の第一歩です。
本日は、不動産売却時に必要な代表的な7つの費用についてご紹介します。
①仲介手数料
不動産会社に支払う「成功報酬」です。売れた場合にのみ発生します。
<計算式(上限額)>
売却価格 × 3% + 6万円 + 消費税
<例>
3,000万円で売れた場合 → 約105.6万円(税込)
費用の中でも最も大きな割合を占めるため、しっかりチェックしておきましょう。
②印紙税
契約書に貼る印紙です。売買契約書には、印紙を貼る必要があります。金額は物件価格によって異なります。
契約金額 印紙税額
1,000万~5,000万円 ⇒ 1万円
5,000万~1億円 ⇒ 3万円
電子契約を使えば印紙税を削減できる場合もあります。
③抵当権抹消費用(ローンがある場合)
住宅ローンが残っている場合は、登記簿上の「抵当権」を抹消する必要があります。
登録免許税:1,000円
司法書士への報酬:1〜2万円程度
司法書士に依頼するのが一般的です。
④測量・境界確定費用(土地や戸建て)
土地や戸建てで、境界線があいまいな場合には測量が必要になることがあります。
費用:数十万円〜(規模や立地によって異なる)
特に古い戸建てや相続物件では注意が必要です。
⑤ハウスクリーニング・引っ越し・片付け費用
売却準備には、住まいの整理、清掃、引っ越しなどの費用も発生します。
*ハウスクリーニング:3万〜10万円程度
*引っ越し費用:5万〜15万円程度
*不用品回収・遺品整理:10万円以上かかる場合も
第一印象アップのために、清潔感は大事なポイントです。
⑥譲渡所得税(利益が出た場合)
物件を売却して利益(譲渡益)が出た場合は、所得税・住民税がかかります。
<計算式>
譲渡益 = 売却価格 −(購入価格 + 諸経費)
・所有期間5年以下:短期譲渡 → 税率 約39.63%
・所有期間5年超:長期譲渡 → 税率 約20.315%
*3,000万円の特別控除(マイホーム売却時)あり!
→ 居住用不動産であれば、譲渡益から3,000万円を控除可能。
確定申告が必要になるため、税理士に相談するのもおすすめです。
⑦その他の費用
*管理費・修繕積立金(マンション):引き渡し時に日割り清算
*登記費用(住所変更・名義変更など)
*確定申告サポート費(税理士報酬など)
不動産を売るときは、仲介手数料や税金など意外とさまざまな費用がかかります。
目安としては、売却価格の5〜8%程度を準備しておくと安心です。
まずは、売却価格を把握しましょう。
最終的に大事なのは『手元にいくら残るか』。
そのためには、まず物件の売却価格(相場)を知ることが第一歩です。
弊社では、無料査定をおこなっております。
不動産のご売却をお考えでしたらぜひお任せください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております!
ハーベストランド株式会社
住所:神奈川県相模原市南区上鶴間本町2-12-36 鵜鶴ビル1階B
電話番号:0120-228-223
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